食卓の名脇役を育てる・・・・・V

 

 

しそ

種まき適期:3月下旬〜5月。
収穫期:子葉が出てから10月下旬まで随時。
栽培場所:強い日差しを避ける。
肥料:植えかえ時に元肥としてぼかし肥えなどの天然
    
肥料を与える。
病害虫:ほとんど心配ない。
ポイント:種は一昼夜水につけてからまくと、よく発芽
     
する。
      種まきの後、土はほとんどかけない。



 
     
日本の代表的な香味野菜のしそには青じそと赤じそがあり、用途が広く昔からたいへん親しまれてきました。刺身のつまの小さな芽も、添えてある青い葉も、花がついた穂もすべてしそです。子葉の芽じそに始まり、本葉、花穂、花の終わりの穂、実と成長に従って順次収穫しながら、長い期間さまざまな料理に利用できるので、家庭で一、二鉢栽培していればとても重宝します。その歴史は古く、平安朝初期には既に栽培されいた記録が残っているとか。しその香りの成分には防腐・殺菌作用があることから、生ものに添えられるようになったのも先人の知恵なのでしょう。しそは春に種まきをすると一週間ほどで発芽します。成長を見ながら間引きをしていますが、芽じそなら間引いたものをそのまま、本葉は一〜二ヶ月後に十枚程度に増えれば収穫でき、花穂は花が三分の一ほど咲いた頃に採ります。花が咲いた後に採取した種は乾燥しないようにして保存します。春から夏にかけては園芸店でポット苗も販売されているので、元肥えと水はけのよい土を入れた鉢に植えかえ、種まきをしたものと同様に管理します。青じその葉はそうめんの薬味・佃煮などに使えます。また、赤じそはおにぎりに巻いたり、梅干しの風味や色味つけなどの利用できます。シソ科のハーブ・バジルが、現在のように簡単に手に入らなかった頃は、バジリコスパゲティにしそを代用していました。


(プチプチと楽しい歯ざわり)

食欲を誘う快い刺激臭と、プチプチと口の中で弾ける楽しさは、他では代用ができません。穂じそを求め、実をしごき取って塩漬けにすれば一年中楽しめます。いわしなど青背の魚を煮るときに、お汁粉の口直しに
、もみ漬けにと、とても重宝です。

しその実の塩漬け

 

《材料》
穂じそ・・・300g、
塩・・・・・50g

《下ごしらえ》
@穂じそはさっと洗って水気をよくきり、穂先側から根元に向けて
、指で力強くしその実をしごきとる。
しその実約200gが取れる。
Aボールに水2カップを入れて塩の量の1/3を入れて溶かし、
しその実を入れる。
B落しぶたをし、アクを取りのために2〜3時間つけたのち、塩水
をきってさっと洗い、ザルにあげてよく水気をきる。
《漬け方》
@しその実をボールに入れ、塩小さじ2を残して加え、箸で全体に
よくまぶしつける。
A容器の底に残した塩の少量をふり、@のしその実を詰め、表面に
残りの塩をふりかける。
B200g程度の軽い重石をのせる。小石をきれいに洗い、清潔な
さらしやガーゼに包んで重石代わりにするとよい。

《保存》
涼しい場所で保存する。室温でも1年はおける。塩分が強いので、
使うときはたっぷりの水にさらし、ある程度塩を抜くこと。

 
     
   
     

青じそは、水分がついていることが多いので、すぐにペーパーで水けを取り、
固く絞った濡れペーパーで包んで、ラップし野菜室へ。
保存期間は3、4日程度。
細切りにして1回分ずつラップに包み冷凍すれば2週間ほど持つ。

食卓の名脇役TOP